第25回 公開シンポジウム
2025年12月08日
第25回 日本分類学会連合 公開シンポジウム
多様性の記録と継承:
次世代を見据えた分類学・生物多様性研究と社会への展開
| 主催: | 日本分類学会連合 | |
| 後援: | 自然史学会連合 | |
| 日時 : | 2026年1月10日(土)13:30〜16:30 | |
| 会場 : | オンライン開催(事前申込制) | |
| 対象 : | 一般の方(中学生以上)および研究者、大学生・大学院生 | |
| 定員 : | 300名 ※先着順 1月7日(水)締切 | |
| 参加費: | 無料 | |
本シンポジウムはおもに一般の方を対象とした公開シンポジウムです。研究者のみなさまにかぎらず、生物や科学にご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。ご参加にあたっては、以下の点にご注意ください。
1)シンポジウムへの参加には事前申込が必要です。参加をご希望の方は、事前に下記URLより参加登録をお願いいたします。
参加申込用URL: https://forms.gle/GApFDWfCEgqJFwmCA
2)本シンポジウムは「Zoom」を使用して行われます。事前に必要な環境をご確認ください。
3)ご不明な点はメールにてujssbsympo@gmail.comまでお問い合わせください。
趣旨
生物多様性の危機が叫ばれる中、生物標本の収集・保管・解析は、科学的知見の基盤であると同時に、一般市民が自然を理解し、未来へとつなぐための重要な財産でもあります。一方で、標本・データの長期的な蓄積と活用、国際連携体制の強化、若手研究者の育成など、分類学・多様性研究をめぐる課題は依然として山積しています。本シンポジウムでは、生物標本を用いた多様性研究、標本・データの管理と活用、標本や研究成果を活かした教育・社会連携の観点から、様々な分野で活躍されている方々から最近の話題を紹介していただきます。さらに、近年進められている国立沖縄自然史博物館設立に向けた活動の現況と今後についても取り上げ、次世代へとつなぐ分類学・生物多様性研究の未来像を共に考える機会とします。
プログラム
13:30〜13:40 |
開会あいさつ・趣旨説明 |
13:40〜14:05 |
有藻性イシサンゴ類の分類の現状と問題点 深見裕伸:宮崎大学農学部海洋生命科学領域 |
14:05〜14:30 |
インドシナにおける陸上小型脊椎動物種多様性の調査・標本・次世代育成 本川雅治:京都大学総合博物館 |
14:30〜14:55 |
自然史標本データの公開と活用:「データ」を用いて生物多様性をもっと理解する 柿添翔太郎:国立科学博物館標本資料センター |
14:55〜15:05 |
休憩
|
15:05〜15:30 |
地域植物研究の灯を地方大学に継ぎ熾すや 須山知香:岐阜大学教育学部・岐阜県植物研究会・岐阜県植物誌調査会 |
15:30〜15:55 |
一般市民を生物多様性調査に引き込む白神BioBlitzの試み 中村剛之:弘前大学白神自然環境研究センター |
15:55〜16:20 |
国立沖縄自然史博物館設立活動の進捗と今後:2032年を目指して 岸本健雄:(一社)国立沖縄自然史博物館設立準備委員会・東京工業大学名誉教授 |
16:20〜16:30 |
閉会あいさつ |
講演タイトル・プログラム順は仮のものです。最終版はウェブサイトに掲示される講演要旨集をご確認ください。