第23回 公開シンポジウム
2022年12月12日
第23回 日本分類学会連合 公開シンポジウム
牧野富太郎と分類学―植物へのこだわりと教育普及―
日時 : | 2024年1月6日(土)13:30〜16:10 | |
会場 : | オンライン開催(事前申込制) | |
対象 : | 一般の方(中学生以上)および研究者,大学生・大学院生 | |
定員 : | 300名 ※先着順 1月3日(水)締切 | |
参加費: | 無料 | |
主催: | 日本分類学会連合 | |
共催: | 国立科学博物館 |
本シンポジウムはおもに一般の方を対象とした公開シンポジウムです.研究者のみなさまにかぎらず,生物や科学にご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます.ご参加にあたっては,以下の点にご注意ください.
1)シンポジウムへの参加には事前申込が必要です.
参加をご希望の方は,事前に下記URLより参加登録をお願いいたします.
参加申込用URL: https://forms.gle/5UsN5L9jrU5HYmbq8
2)本シンポジウムは「Zoom」を使用して行われます.事前に必要な環境をご確認ください.
3)ご不明な点はメールにてujssbsympo@gmail.comまでお問い合わせください.
趣旨
2023年4月から放映されたNHK連続テレビ小説『らんまん』は,日本における本草学から近代的な植物学への黎明期に活躍した植物分類学者・牧野富太郎の人生をモデルとして,主人公・万太郎が好きな植物の研究と普及教育に人生をかけたその生き様を描いたものです.牧野富太郎は,精力的な標本採集により日本のフロラ研究を行い,日本人で最も多くの日本産植物に学名をつけました.彼はまた,正しい学名と和名の適用にこだわりを持ち続け,その半生を植物知識の普及活動に捧げました.そして,『牧野日本植物図鑑』は現在でも書店に並び,ロングセラーとなっています.本シンポジウムではドラマをきっかけに情報が溢れる牧野富太郎についての真の理解を深め,日本の植物分類学における牧野の功績とその後に与えた影響についても考えたいと思います.
プログラム
13:30〜13:40 |
開会あいさつ・趣旨説明 |
13:40〜14:00 |
牧野図鑑を読む (邑田 仁:東京大学大学院理学系研究科附属植物園) |
14:00〜14:20 |
牧野富太郎が描いた世界に誇れる植物画 (石川美枝子:日本植物画倶楽部) |
14:20〜14:40 |
海藻も愛した牧野富太郎:標本は研究者の人生も記録する (北山太樹:国立科学博物館 植物研究部) |
14:40〜14:45 |
休憩
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14:45〜15:05 |
牧野富太郎時代の動物図鑑 (小野展嗣:国立科学博物館 動物研究部) |
15:05〜15:25 |
牧野流 植物標本の集め方 (加藤英寿:東京都立大学牧野標本館) |
15:25〜15:45 |
牧野富太郎と市民科学: 現代の地域植物誌が受け継いだもの (大西亘:神奈川県立生命の星・地球博物館) |
15:45〜16:05 |
総合討論
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16:05〜16:10 |
閉会あいさつ |
※ 講演タイトル・プログラム順は仮のものです.最終版はウェブサイトに掲示される講演要旨集をご確認ください.