第20回 公開シンポジウム
2020年11月27日
第20回 日本分類学会連合 公開シンポジウム
分類学のすすめ−未来の分類学者に向けて−
日時 : | 2021年1月9日(土)13:30〜15:30 | |
会場 : | オンライン開催(事前申込制) | |
対象 : | 一般の方(中学生以上)および研究者、大学生・大学院生 | |
定員 : | 300名 ※先着順 1月6日(水)締切 | |
参加費: | 無料 |
本シンポジウムはおもに一般の方を対象とした公開シンポジウムです。研究者のみなさまにかぎらず、生物や科学にご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。ご参加にあたっては、以下の点にご注意ください。
1)シンポジウムへの参加には事前申込が必要です。
参加をご希望の方は、事前に下記URLより参加登録をお願いいたします。
参加申込用URL: https://forms.gle/s1dH7zn37ZK8ngW96
2)本シンポジウムは「Zoom」を使用して行われます。事前に必要な環境をご確認ください。
3)ご不明な点はメールにてujssbsympo@gmail.comまでお問い合わせください。
趣旨
2021年度から新しい学習指導要領が中学校でも始まります.理科では,「生物の分類の仕方」が新たに中学1年生の学習内容として加わります.そこでは,生物の共通点や相違点をもとに,基準を決めて生物を分類することについて学び,分類することの意味を考える機会が設けられます.そこで本シンポジウムでは,さまざまな生物を専門とする研究者の皆様をお招きし,それぞれ「どのように生物を分類し,研究しているのか」,研究対象としている生き物の魅力に触れつつ,その生物の分類をおこなうことでわかることなど,生物の分類の魅力と意義について,時間の許す限り語っていただきたいと思います.未来の分類学者である新中学生の皆様はもちろん,新しい学習指導要領のもと授業に取り組まれる教職員の皆様や新中学生の保護者の皆様など,多くの方々にとって,本シンポジウムが,生物の分類,そしてそこから始まる生物多様性研究など,さまざまな研究に関心を持つきっかけとなればと思います.
プログラム
13:30〜13:40 |
開会あいさつ・趣旨説明 (塚越 哲:静岡大学・日本分類学会連合代表) |
13:40〜14:00 |
砂泥に潜む小さなドラゴン探し −砂の隙間に隠れた生物多様性− (山崎博史:九州大学) |
14:00〜14:20 |
分類学は実は最先端?―未知のきのこと向き合う楽しさ (折原貴道:神奈川県立生命の星・地球博物館) |
14:20〜14:40 |
分類を知って進化を楽しむ-植物のDNA分類体系 (田中法生:国立科学博物館) |
14:40〜14:45 |
休憩
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14:45〜15:05 |
スーパーサイエンスハイスクール事業(SSH事業)における課題研究を通じた生物教育 (若山勇太:愛媛県立松山南高等学校) |
15:05〜15:25 |
今,分類学(者)にできること (竹下俊治:広島大学) |
15:25〜15:35 |
総合討論
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15:35〜15:40 |
閉会あいさつ (伊村 智:国立極地研究所・日本分類学会連合副代表) |
司会進行:井手竜也(国立科学博物館) |